とても心が絞り締め付けられるような感じを受けました。


私も薬を飲んでいなければ、今の主治医を頼ってなければ今はもうこの世にはいなかったかもしれないと思うと、

藤圭子さんの思いと、宇多田ヒカルさんの気持ちの両方が分かる気がして、
つらい気持ちになりました。


何度も死にたくなる私を娘はどう思っていたのでしょう。
自分がしっかりしなければ、私が死んでしまうと思っていたのでしょうね。


家族だから思う気持ち。
愛も憎しみも苛立ちも悲しみも。


今私は生きていて良かったと思いました。

私も何度も遺書を書きましたが、葬式はしないでほしい

そう書いていました。



自分が死んだことなどなかったようにしてほしいと思っていました。


死にたい


そう思わなくなって、ずいぶん経ちました。




漠然と死にたいと思い、衝動的に消えたいと思っていた。



ずいぶん長い間そう思っていた。




去っていった友達も、教会の牧師も、周りの人に助けられたのだろう。

でも、薬以上につらい時に分かる言葉で善悪を教えてくれた主治医に感謝している。





そして、会ったこともない日記のお友達にも深く感謝している。



私が死なないでおこうと思えたのは、娘や息子の人生に物凄い負をおわせることになると思ったからだ。


藤圭子さんも、そう思うこともあっただろうに。


やっぱり、薬のお陰なんだろうか。。。。



でも、ダイナマイトを抱くように、私の人生にもずっとついてくるんだろうな。。。

今のような平安な日々がつづくといいのだけれど。



一番苦しいのはそういう恐怖を一番近い家族は理解してくれないことだ。



そして、私も家族の苦しみを理解していないのだろう。




ろくでもない医者はたくさんいるけれども、
それでも、私の小さな体験から、頼りになる医者を探してみるのがいいのではないかと思う。


少なくとも、つらい時は寝逃げできるようになると、
ずいぶん生きやすくなるから。

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