秘書から外される

というのは、何度も部長から言われていたこと。

私にもいたらないところはたくさんあるだろうし、

なにせ、秘書をとるのに、どうして不細工で年取って、太ったのを採ったのか、仕事なんてできなくてもいい、見栄えのいいのをとるべきだ。

という部長の考え方でいつも私は全否定されてきた。

私を採用してくれたIさんも退社してしまった。

システムに強い。
といわれる。

私はアプリケーションには強い。
ワード、エクセル、アクセスならば、どこの会社にいっても
ヘルプデスクぐらいはできると思っている。

が、
しばらく使っていないので、VBはおろか、
頭はボケボケで、、

その間、頭に入ったのは

社長の回りの人間関係、
会社関係もあれば、
大学時代のご友人もあれば
県人会の方、
経済団体の方
ものすごい数の所属ゴルフ会の詳細。

そんな、うちの会社以外では何の価値もないようなことを
必死に頭に叩き込んできた。

やっと、それなりに秘書として仕事ができるようになってきた

そんな矢先だから。。。
ショックだった。

頭では分かっている。
自分の努力とか、意見とかは会社が全て認めてくれるわけではない。
決まった人事に従うしかない。

ま、あげるときりがないが、
うちの会社はほんまにめちゃくちゃ。。。

システムを何とかしろと言う前に、
予算制度でも、作ってくれと思う。

なんでもかんでも丼勘定。
しかも億単位で丼勘定。

なのに、数千円のことでぐちぐちともめたりもする。

ま、システムもだけど、業務企画的な仕事もあり、
色々なんだろうとは思う。



単に、

春は調子悪いし、
色々疲れてるし、
そういうこともあって、

この世の終わりみたいな顔をしたんだろう。

そんな顔をするものではない。

と同僚からたしなめられた。


病気に甘えるつもりはない。

だけど、病気と戦いながら仕事をしつづけるのは
辛い。

もちろん、家族が支えてくれているから。

自分ひとりではとてもできない。

そう思っても、辛くてしんどいことには変わりない。

早く生きていることが楽しいと思えるようになればいいのに。。。

大好きな人の声を聞いても
心は晴れ晴れはしなかった。。
携帯の電池が切れるピー
って音で
ほとんど強制終了の会話だったし。。。
たくさん話せたのに。。